本日は・・・日曜日でござり・・・・静岡のNさん、ZRX1100のコンさん、Z1000のNちゃん、
カーボンホイル赤忍者のTさん、他多数の忍者乗りの方々!・・・超楽しいバイク談議!でした。
ご来店ありがとうございました!まだまだ日本も捨てたものじゃござんせんなっ。
こんなにもバイク好きな方々がおられますっ!・・・3度のメシよりバイク好き!元気が出ますな!
空冷4気筒!でござる。
エンジンチューニングいたしたと同時にサンドブラスト&ガンコート塗装。
補器類は、ヨシムラの集合管にCRキャブレター!
足廻りやホイール&ブレーキも変更いたし・・・・

デュアルライトのカウル!に低いセパレートハンドル!
砲弾型のメーターに機械式油温計!

セレクト製のシングルシートカウル!にバックステップ!

ガソリンタンクは・・・・
80年代の雑誌の切り抜き(セレクトのデモ車の写真)から再現・・・・拙者、ワンオフで製作いたした
アルミ製タンク!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

GSX400Fベースのカフェでござる。
新たなブームは・・・・見た目だけでなく・・速さも重要視でござり!・・楽しい~♪
・・・・80年代ベースのカフェレーサーっ。

次回は・・・・CBR400F!・・・・元祖REV(可変バルブ)のオートバイ!
中島飛行機・栄~プリンス~日産・A型 その11(B110サニー復活の日) ・・・最終回です。
一日目は、エンジン組み立て&下準備でござり・・・
二日目は、エンジン載せて・・・補器類装着し・・・・ミツション準備まででした。
三日目は、作業はミツション系、マフラー、キャブ装着、その他の残作業でござる。
四日目は、エンジン始動し、各部の点検&調整いたし・・・足回りの点検まで終わらせ・・・
掃除と後片付け・・・・なんとか形になりましたなぁ~。
ミツション&プロペラシャフト系、装着開始の図。
クラッチワイヤー、スピードメーターケーブル、シフトレバー、各配線も装着いたします。
さすがに寝不足・・少々お疲れ気味で・・・B110の軽いミツションが・・・重たく感じまして・・・
狭いスペースでもござり・・・「おぉ~ぃ!ミツキ~っ!ちょっと押さえててくれ~っ!」・・・で
ヤツに持たせて・・・・拙者持ってるフリ・・・
・・・・掛け声だけで・・・拙者、力いらずでの作業でござり~♪・・・助かりました。

寝板の上にあるのは、セルモーターと
エンジンとミツションの間に入れる補強プレート&補強ブラケットでござる。・・・B110のA12には
ない部品です。・・・・トルクのあるA14エンジンとミツションの締結強度を上げるのに装着でござる。

お次は、タコ足とインマニ装着!
エキパイは差し込み式でござるので・・・各パイプ差込んで・・・スプリング張るだけです。

インマニと同時期に製作したプレートでござり・・・・涼しげな青のアルマイト。

ここに装着いたしまする。
・・・・エキパイの熱が直接キャブに当たらないようにするヒートガードです。
次回製作希望は・・・完全に熱を遮断できる構造でのフレッシュエアーインテーク・・・・
ボックス形状ですが・・・キャブごとボックス内に入れてのラム圧仕様がいいなぁ~。・・・でも
ボンネット閉まるかなぁ・・・・。

TMR41キャブレター装着いたします。
ファンネルは標準の長さです。・・・・ショートのファンネルを試しましたがトルク無くダメでしたなぁ・・・
標準の長さで満足ですが・・・・標準より長いファンネル・・・さらに良いかも?・・・各種テストでござる。
・・・「ムフフッ、」・・・長いファンネルに期待です!

マフラーの集合部から後方を装着いたします。
・・・集合部分のみミッション補強ブラケットにボルト固定し各パイプ差込みスプリング張ってます。

・・中間パイプはホーシング前でラバーリング2個で吊るすノーマルと同じ固定方式です。
また、純正はマフラーがホーシングの上を湾曲し通っておりますが、このマフラーは下側を
ストレートに通ります。・・・・素早く着脱でき、超軽い。

カーボンサイレンサーはサイレンサーバンドで固定し・・・ベルトで吊るす。
このサイレンサーは、
当店のZRX1100/1200用フルエキゾーストのサイレンサーを流用でござるっ。

作業も終盤・・・エンジンオイルを注入いたします。
ASHのFSEレーシング Eスペック 15w-50でござる。・・・・同時に、GRPも注入いたします。

冷却水も入れます。
・・・・スペクトロ製の良く冷えるLLCでござる。

話変わって・・・このヘッドライト・・・「マーシャル」ですが・・・・新品で購入!の2代目でござる。
その昔・・・・・
サニー購入時から装着されていた「マーシャル」・・・1代目は残念な事に割れてしまい・・・
当時、さんざん探しましたが何処にも売ってない・・・仕方なく「シビエ」に致しました。・・・・・でも、
飛び出たレンズの出目金「シビエ」が不満。・・・・平らなレンズの「マーシャル」が欲しい~っ。
ある日、横浜駅西口のダイヤモンド地下街へ・・・地下駐車場にサニーを停め、買い物いたし・・
いつもの通り道・・・・・
地下駐車場にあった小さなカー用品屋(昔あったのです。)の前を通ります。・・・
水中花のシフトノブとか当時でもめずらしいレトロな商品ばかり置いてありましたなぁ~。
毎度、用もないのでスルーしてましたが・・・通りすがりで店内の方を見たら・・・
一瞬見えたのでござる。・・・・狭い店の奥のガラスケースに黄色い箱がっ!
「わーっ!今のは・・・マーシャル!」・・・・即Uターン、店内飛び込んで行きました。
その時でも、箱は色あせて・・・いつから置いてあったのかも不明。・・・1個6500円なり。
・・・誕生日プレゼントで購入(買ってもらった)でござっり!
・・・・22年も前の話です。

夜中でござる。・・・・・エンジン無事始動!・・・良い感じです。
・・・・その後、室内の掃除いたしておりましたら・・・

ダッシュボードの奥からでてきました。・・・・「ヒューズセット。」

「・・・・まだ使えるのか?」
・・・捨てるのはもったいないので・・・またダッシュボードの奥へ・・・・

最終日・・・4日目でござる。・・・・・・・・朝一の作業は、グリルの装着のみ。

グリル装着後、エンジンをかけ・・・・点火時期合せ・・・・キャブの同調を合せ・・・スロー系の調整いたし・・・
水漏れ、オイル漏れ点検し・・・・ミツション各部の作動点検いたし・・・・シャーシ系の総点検でした。
・・・大きいところで・・プロペラシャフトとリアブレーキ系は全て新品に交換ですなぁ・・・・
・・・小さいところで・・・メターギアとワイヤーからのオイル漏れ、ワイパーブレード、タイヤ交換
ブレーキフルード交換、フロントブレーキメンテ、その他かなっ。・・・そのあと車検で完成!

進化・・・退化・・・を繰り返すB110サニーでござるが・・・いつまでも元気で走り続けて欲しいです。
中島飛行機・栄~プリンス~日産・A型 (B110サニー復活の日) ・・・・これにて、おしまい。
本日、ZRX1100改・・・忍者カウル装着のコンさん御来店・・・・暇であれこれバイク談議。
1108ccとして・・・カムは・・・ノーマル。GPZ1100用。ZZR1100用。ヨシムラST-1。・・・
気付けば・・・・ZRX1100には4種類のカム選択がござり・・・(海外製は除く)・・・それぞれ
の特性が選べるのは良いですなぁ~。ミツションも5速ですが・・・6速にもできるし・・・
ZRX1100は、いじりがいのあるバイクですなぁ~。てな話で盛り上がり・・楽しかったでござるっ。
また遊びにきてくだされっ。
それでは、中島飛行機・栄~プリンス~日産・A型 その10 (B110サニー復活の日) です。
エンジン搭載し・・・その後のつづきでござる。
補器類の装着!
点火系、オルタネーター系、ラジェター系、各配管&配線取り付けいたしました。
元々装着しておりました部品達ですから・・・大きな問題は無いですなっ。
ラジエターはカルソニック製(MADE IN JAPAN)でござる。樹脂とアルミで出来とりまして、
表面積は広く、コアピッチは狭く、薄型で軽量!大型の電動ファンは2連!・・・最強でござる。
ラジエターキャップは・・・・忍者用!(バイク屋らしい・・・)
GPZ900Rで言うところの・・・「ビッグラジエター」でござるっ。
夏場の激しい渋滞でも85度~90度の優れもの!
電動ファン2連の為・・・バッテリーと充電系の高性能化は必要ですが・・・当時の電装品ではダメ。

B110は、オルタネーター容量も小さく・・しかも、ポイント式レギュレタータイプ・・話しにならずです。
ライトつけてワイパー作動させ・・・デフロスター作動させ・・・・電動ファン回りだしたら・・・最後。
ポイント式はつらい。電圧が落ちて初めて充電開始ですから・・・電圧落ち充電開始のタイミング
で、家路に着きエンジンとめたら電圧低いままで放置となり・・・しかも電動ファン回りはじめたら・・・
・・・次のエンジンスタート時に問題発生でござる。
その対策で・・・H16年6月19日にICタイプに交換いたしました。・・・今となってはICタイプも
古いですが、ポイント式の電圧のアップダウンもなく常にベストな電圧でござり、ごきげんです!
同時に、充電系の各配線、ハーネスも新たに太い配線で引きなおしましたでござる。

時間の経つのは早い!・・・先を急がねばっ。・・・二日目も徹夜は勘弁でござるっ。

お次は、ミツションでござる。
手前はB110 GX-5の直結5速ミッションでござり。奥は最終型のサニトラの4速ミッション(新品。)
乱暴に乗りたくて・・・サニトラ4速にしてましたがやはり役不足・・・やっぱり直結5速ですなっ。
今回は直結5速に戻します!・・・が・・・・ガラスのミツション、丁寧な扱い厳守しなければ・・・

破けたブーツ。

新しい物に交換します。

ブーツ交換しました。・・・・このミツション・・・

・・・外観が・・・・超汚いですなぁ~。・・・・・「まぁ~、見た目は古いですが・・・・」
オーバーホールいたしてから、そんなに走ってないのでござるが・・・年月は重ねておりまする。
今日は軽く掃除で良しとし・・・次回は、ピカピカに磨きますかぁ~!

ドレーンボルトワイヤリングいたし・・・・2日目はここまで・・・

3日目です。・・・・搭載準備完した直結5速ミツション・・・・これから載せます。

ガレージジャッキで車体を持ち上げまして・・・・ウマに載せ・・・

人間が作業できるスペースですが・・・狭くてたまりませんなぁ~。
この後・・・ミツション&プロペラシャフトを装着いたします。

そんな中・・・・オーリンズのフロントフォーク・・・・?

ヤッサンでござる。
自分のR-1用で・・・・ディスク径に合わせる為の加工らしいが・・・・

こんな日に!こんな狭い所で!・・・「わぁー!ケツが!」
「ヤッサン!ケツ!ケツ!」・・・・サニー凹んだら・・・・拙者、確実に殺すっ!
「わかってますがなぁ~♪」
「こうですかぁ~♪・・・あらヨッ!」

「ブリッ!」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「わぁ~!」
マジやりやがった!

外では・・・「オレーの忍者に付くかな~♪ 超ロングマフラァ~っ!」・・・・・・・・・・・・・・「カランッ!」
・・・「ワァ~集合部がぁー!」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2人まとめて成敗致すっ!

成敗だぁ~!その11へつづく。
中島飛行機・栄~プリンス~日産・A型 その9 (B110サニー復活の日) でござる。
初日から徹夜でござるかぁ~。・・・次の日の午前中までかかり・・・全ての下準備が完了。・・・
・・・2時間ほど仮眠。・・・(もちろん工場の地べたにダンボール敷いて・・・)
そして、2日目の作業でござる!
B110の、車体はガレージでござり・・・店まで移動しなくては・・・・
あと、近所のオートバックスまで・・・バッテリーを買いに行かなくては・・・
ガレージから・・・・B110軽快に走っておりまするっ~♪

実は、軽トラに引っ張ってもらい移動!・・・軽いB110は軽トラでも楽勝ですなっ。
交通量の少ない裏道を移動。・・・横浜の田舎でよかった。
・・・・都会の大通りでの牽引はデンジャラスでござる。

無事、店に到着いたしましたの図。
盆休み中のヤッサンを呼び出し・・・バッテリー買いに行ってもらい。・・・軽トラ運転してもらい。
エンジン載せるのから・・・部品製作まで・・・快くやらせましたっ。「ありがとうっ。」

リアガラスには・・・・牽引中の張り紙。・・・・これも8年前にエンジンを降ろしてガレージまで運んだ
時のまま・・・・その時もヤッサンに引っ張ってもらいましたなぁ~。

「さぁ~載せますか~!」

ヤッサン!ちょっと写真撮るわっ。・・・押さえてて・・・
「キミ!いいかげん、ギャランティー発生しまっせ。ワシかてギョーサンやる事ありますがなぁ~。」

搭載完了!・・・・・・ちっちゃいエンジンですから直ぐ載ります。

たまにしか使わない・・・・殆どガレージに寝てます・・・
ガレージジャッキとウマ×4頭でござる。ウマは程度良いのですが・・・・ジャッキがボロでござり・・・
ジャッキアップしない・・・23年前に物々交換で・・・
中古のエアコンプレッサーと交換したこの中古ジャッキ・・・推定年齢35~40歳。
作動油が少しづつ漏れて空っぽでござり・・・可動部分は張り付き動かない・・・
作動油入れて、各部グリスアップいたし・・・・

・・・・復活!でござる。
作動油はASHフロントフォークオイル!グリスはGRP!・・・店にあるものですが・・・贅沢でござる。
このガレージジャッキも、暇な時にオーバーホールと綺麗にサンドブラストしペイントいたしますかぁ~。
・・・ヤッサンが。

その10へつづく。
先週で、エンジンラッシュが終焉いたし・・・残すは、あと1台!今週は、のんびりと過ごしております。
バイクの数も減り・・・あぁ~、幸せを満喫しとります。・・・「温泉気分でござるなぁ~。」
今週は、日々出来なかった大掃除を決行いたしますかぁ~。
来店の・・・タイミングによっては大掃除を手伝わされるかも・・・「イヒッ。」・・・もしくは、
大掃除やめて、B110サニーの残作業でも・・・いやぁ~。これはプライベートの作業ですからなっ・・・
仕事中にはできませんなっ。・・やってもいいのですが・・・工賃を支払わなくてはなりませんし・・・
てなわけで・・・しばらくはのんびりですから週末にでも遊びにきてくだされっ。
それでは、・・・中島飛行機・栄~プリンス~日産・A型 その8(B110サニー復活の日) です。
初日の深夜・・・・エンジンは完成いたしましたが・・・・・・やることは、まだまだござり・・・・
補器類の下準備&メンテを明日の朝までには・・・・何が何でも・・・終わらせなければ!
TMR41でござる。
・・・拙者のA14は現在TMRキャブレター仕様。
・・・その前はウェーバー45キャブで、さらにその前はソレックス44キャブでした。
それぞれ特徴がありまして、どちらも良いキャブでしたが・・・ある日・・・
曲がりの少ない真っ直ぐなインテークポートとTMR41キャブをA14で試してみたい!となり・・・・
FCRでもよかったのですが、四輪に使用するとスロットルバルブの車輪とボディー側の磨耗が早く・・・
短命なので、TMRを選択いたした次第・・・・TMRが四輪で長持ちするかどうかは現在不明ですが・・・・
キャブレター自体、バイク用で開発されておりますので・・・車に使うには様々な問題もござりますし、
一つずつ解決していくしかないですが・・・まじめにやると時間もお金もかかりますなぁ~。・・・現在、
ちゃんと走りますが、問題もあります。・・・・問題点のまだ対策途中でござり・・・
エンジンオーバーホール作業に8年もかかってしまい・・・・A14-TMR計画は、8年前からストップ!
でも!今回!再開できまするっ!

真横からの図。
シリンダーヘッドインテークポート角度に対してマニホールド側の角度も揃え・・・ストレート形状に。
真上からの図は・・・キャブが4連で・・・キャブピッチがあり・・・なるべく狭くしても限度はあるし・・・・
A14のインテークポートは1-2と3-4は真隣同士のターンフローでござり、ポート同士の幅が狭過ぎ
(クロスフローなら真っ直ぐになり良かったのですがっ。)で綺麗な直線にはならず・・・
しかしスワールならば、少々曲がっていたほうが都合がいいか?
・・・・とりあえず試してみなけりゃ分からないので・・・各部品製作いたしでござった。
・・・もちろん、限られたコストの中ででござるが・・・・「あぁ~楽しい!」
ちなみに・・・ソレックス&ウエーバーは、この角度では装着できない。

2005年の正月休みに製作したマニホールドAssy。・・・・作業ペースが遅いのは、忙しく?
気の向いた盆暮れの連休にしか作業しないからでござるなぁ~。・・・期限が無いので・・・
死ぬまでかかる?・・・場合によっては、完成しない?・・・・でもその道中は実に楽しい!

覗くと・・・・左右のうねりはござりますが・・・INバルブが良く見えますの図。
今回は新たなへッドでござり、前のヘッドにあわせたマニホールドで・・・ズレがござり
リューターで段つきを修正し、合せると簡単ですが形状がよろしくなくなるので・・・・
ヘッド側とインテークマニホールド側の位置あわせをいたします。
・・・・・一体のインマニを2分割に致して再度ドッキング!

インテークマニホールド完了!エキゾーストパイプもお掃除いたし・・・・の図。
このエキゾーストパイプ(タコ足)は拙者のお手製・・・手曲げチタン製の4-2-1でござる。
・・・・2002年の正月休みに製作したものです。
6日間の休みの中で・・・出来たのはフランジ&タコ足部分までで・・・集合部は半分まで・・・
正月休みを、さらに3日延長し終わらせたマフラーなのです。・・・さすがに狭い工場なので、
従業員に「狭い!早く工場から出してくださいよ~っ!」と叱られながら・・・・結果・・・
タコ足まではいいのですが・・・その後方になるほど・・・簡素化されてます・・・・「ガハハハハッ」
このA14、元々は、80度カムと4-1マフラーとウェーバー45でした。
A14&A15はロングストロークで8000rpm以上は純正クランクがもたない。・・・だから、
6000rpmからパワーバンド開始で8000rpmリミットじゃダメでしょう・・・・
結果、ぶち回し!9250rpmまでOKでしたが・・・・短命でござり・・「やはり、壊れちゃいました。」
ならば!8000rpm以内が安パイなので・・・8000rpmまでのパフォーマンスのいいものに!で
4-2-1でござる!
4000rpmと6000rpmでの不快な谷も無くなり・・・低中高、全域トルクがござり!
TMRと相まって、どこからでもアクセルベタ踏みできる加速仕様。3000rpmから
8000rpmまでの間が使える楽しい仕様となりました。・・・・もちろん8000rpm以上は重くなり・・
そのうち飽きてマフラーはまた、仕様変更かな・・・TMRの今後に期待です。

こちらの図は・・・・ニスモ製のクラッチ板とクラッチカバー、TODA製クロモリ軽量フライホィールでござる。

このTODA製クロモリ軽量フライホイルは・・・・2.8kgの超軽量でござる。・・・こんなに軽くて良いのか
・・・・初めて装着し、フル加速した時に・・・感動しましたなぁ~。高回転型にチューニングしたら有効ですぞ。
トルク型なら重くて良いのですが・・・高回転型でレスポンス良くしていきますと重いフライホイルとの
相性が合わずでござる。・・・が軽ければいいというものでもなく・・・ベストな重量がござりますし・・・
同じ重量でも・・・外周が重く内周が軽いのと外周が軽く内周が重いのでは別物でござる。・・・・肉付きで大きく変わるので単なる重量ではないのです。

その9へつづく。
だいぶ寒くなってきましたなぁ~。・・・今年は忙しく殆どバイクに乗ってないっ。
来年はバイクにのりますぞっ。
あっ。そういえば・・・・拙者が乗ってました売り物のZ1・・・・嫁に行っちゃいます。
そんなわけで・・・もうZ1には乗れません・・・・残念でござる。・・・でも~♪
S1カラーのZRX1100コンプリート改が入庫!ピカピカでござる~♪・・・箱根にピッタリな仕様~♪
Z1は横須賀ばかりでしたが・・・ZRX1100改なら箱根山でしょう!
来春のために、きっちり整備しときますかぁー。「みなさん、来春は箱根でござるぞっ。」
中島飛行機・栄~プリンス~日産・A型 その7 (B110サニー復活の日)・・・つづきです。
カムチェーン廻り装着終わりまして・・・・お次は、
オイルストレーナー装着しオイルパン装着です。

オイルパンです。・・・薄汚れてますので綺麗に掃除し化粧します。
アルミ製のバッフルプレートは拙者が20年前に付けたものでござり・・・アルミ溶接の練習がてら
真夜中に作った記憶がござります。・・・・あぁ~懐かしい。

オイルパンのガスケットでござる。・・・・コルク材ですかっ。・・・ワインの栓と同じ?

オイルパン装着完了し・・・・腰下の次は腰上でござる。

ヘッドガスケットはメタルガスケットです。・・・・今回は、TOMEI製採用!の図。・・・・しかし、

マツオカ製に変更っ!・・・・の図。
理由は、プッシュロッドホール径に対してTOMEI製はホールをやや塞ぎぎみの形状・・・
ノーマルのプッシュロッドなら径が細いので問題なしですが・・・・アルミ製のプッシュロッドは、
径が太いので・・・ホール内にガスケットが飛び出していると干渉しちゃいますので・・・・
ホール径に対しドンピシャ径のマツオカ製にいたします。
・・・・気付けば、自分のためのA型部品をあれこれと在庫しとりますなぁ~。でも、
旧車の部品在庫は重要で・・・無いと本当に苦労いたします。
「生産中止になったで困らないように重要な部品は在庫しておくべきですなっ。」
・・・・在庫無かったら・・・・径に合せて拡大するのですが・・・先を急いでおりますので
今回、在庫あってよかった~♪
・・・・もちろんTOMEI製のガスケットは大切に保管いたします。・・・未来の為にっ。

今回、新たに製作いたしましたGXのヘッドAssyです。
7mmステムのビッグバルブにベリリュームカッパー材のシートリング&SPLガイド。
ポート&燃焼室加工&面研仕様でござる。・・・・「フフフフフッ。。。」

ヘッド装着完了!

ロッカーアーム系とアルミ製プッシュロッド(超軽量)です。
ロッカーアームホールは焼き付き対策で銅ブッシュ圧入しとります。・・・他はノーマル。

プッシュロッドの重量は・・・何と23g!・・・この部分の軽量化は効く。

プッシュロッドを装着!・・・・・・・OHVらしい姿でござる。
バルブの突き出し量も精密でござり、バルブスプリングのセット長も精密でござる。
シートリング&バルブガイドも精密でござります。・・・・ただし超高価でござるっ。

ノーマルには無い・・・・この小さな部品は・・・

ここに・・・・

被せます。・・・・ノーマルはステム径8mmですが、このステムは7mm・・・このキャップで
ロッカーアームのストロークを受け止めます。

ロッカーアーム装着いたします。

バルブクリアランス調整し・・・・バルタイ測定し・・・・OK。・・最後に・・・

この、ヘッドカバーを被せます。
メッキ仕様でござり・・・・拙者が・・・19歳!の時にメッキに出したものでござる。
7000円ジャストでござった。(鮮明におぼえておりまする・・・聖徳太子の一万円札を泣きながら
渡した事を・・・)

ヘッドカバーのガスケットも、ぶ厚いコルク!

エンジン完成!・・・・・・「イヤッホーッ!」
初日の夕方に形になりました。・・・・この後、インテークマニホールドの加工でござる。

その8へつづく。
2011年1月16日のブログ。「中島飛行機・栄~プリンス~日産・A型 その5 」のつづきでござる。
毎度の事で、自分のバイクや車の重整備は盆か正月しかできません。
そんなペースですからB110サニーは8年間もエンジンが完成せず・・・・車庫で寝とりました。
早急に復活させねば・・・・拙者の方が老いぼれてしまうっ。
A14エンジンは腰下が組上げられてから既に1年半経過しております。・・・「急がねばっ。」
てなわけで・・・盆休み前までに・・・
新たなシリンダーヘッドを完成させ、不足している部品を準備し・・・万全の体制での盆休み・・・
限られた4日間・・・・・地獄の作業でござりました。・・・・・B110サニー復活レポートでござる。
盆休み中のイクラ・・・・・・「まぁ、年中盆休みみたいなもんですがっ。」

初日は、エンジンの残作業&組み立てでござる。
この後の全作業の事を考えると・・・・辛い。・・・で、・・・今年も終わってしまう。・・・ので、
先を考えず・・・初日は、もくもくと作業いたします。

ガスケットKitです。
ヘッドガスケット、マニホールドガスケット、ステムシール、その他・・・
純正を使用しない部分も多数ござり、チョイもったいないですな・・・次回はバラ買いで揃えますか。

図はクランク側のカムドライブスプロケットです。
左が旧、右が新品。

左の旧は、かなり磨耗してます。・・・
ハイカムでバルブスプリングレートも高く、高回転常用すると・・・悲しいくらい短命でござり・・・
こまめに交換でござるなっ。

同じく、カムチェーン(ダブルローラーチェーンです。)もこまめに交換ですなっ。
上が旧、下が新品。

クランク側に装着のカムドライブスプロケットのセット位置を調整するワッシャーシムです。
カム側のドリブンスプロケットとの位置を合わせるものです。

先ほどのシムで、チエーンラインを合せます。

カムチェーン装着いたします。
カムスプロケットは12穴タイプでござり・・・この穴でバルブタイミングを合せます。
現状はちゃんとセットされていますので問題なしですが・・・・所詮、磨耗の早いカムチェーン廻り・・・
走りこめば・・・磨耗や伸びでバルタイはズレますなっ。・・・しょっちゅう測定し調整&交換しなければ・・・
・・・あればカムギアトレィンが欲しい。(高耐久で静かなものがいいなぁ~。)
現在、スライド式のスプロケットもあります。テンショナーも油圧式ではなく機械式に変更でござる。
・・・・メンテナンスサイクルは超早いので・・・次回分解時に投入いたしますかぁ~。

クランク側のベルトプーリーでござる。
左は旧、右は新品。・・・・左の旧は長年使用した昭和48年式・・・・今回、

クラックが発生し・・・ご臨終。

丸穴での軽量穴がカッコイイのですが・・・・重量は740g

こちらは、新品。・・・高年式ですが形が好きになりません・・・が、重量650g!・・・軽っ!
・・・軽いので勘弁しますかぁ。

汚かったフロントカバーをゴシゴシ掃除して・・・・(何かと寄り道が多いでござる。)
カバー装着し、プーリーとウォーターポンプ装着の図。
次回のオーバーホール時には・・・・スライド式のカムスプロケットにし、カバーをくりぬき加工し
バルタイの調整が簡単にできる仕様に・・・「ムフフフ・・」・・・・今から楽しみですなっ。

その7へつづく。