ワンオフマフラー製作の続きでござる。

2-1集合部エンドと中間パイプを繋ぐジョイントを制作いたし・・・・
溶接でござる。

この形状に辿り着くまで・・・採寸作業その他ござり時間がかかるものなのですっ。

・・・全てはバンク角のためです。



K殿の要望「90年代」仕様っ♪(4-2-1とサイレンサーのかち上げ具合と音量)
・・・無事クリアでござる。
残すはキャブレターセッテイングです。
つづく。
エンジン回転数での点火時期制御(2次元)から、
エンジン回転数とスロットル開度からの点火時期制御(3次元)にいたすため、
スロットル開度を点火ユニットへ知らせるスロットルポジションセンサー(TPS)を
FCR39に装着でござる。

・・・同時にWP倒立フロントフォークもメンテナンス中~♪。

ボアアップ(972cc)、ヨシムラST-1カム、ポート加工でのST-1仕様で
キャブレターはFCR39、マフラーはBEET改です。




各部点検測定いたし・・・

・・・キャブレターボディー加工開始の図。

数年で・・・

進行いたすと、性能や耐久性に影響いたします。


つづく。
T殿のGPZ900Rエンジンのつづきでござる。
走行15000kmのスペアエンジンで15年間自宅保管でしたが、
見事に腐食いたし・・・バルブ&バルブシート、ピストン&シリンダー
は超錆びまくりでクランキングもできない状態でござりました。
・・・フルメンテナンスにより無事復活いたしました♪。

新品バルブ、新品ガイド、シートカット、ロッカーアーム系も新品といたし
下準備完了でござる~♪。
・・・新車時同等の高性能&高耐久目指します。

無事復活です♪。
「さて、組み立てますかっ。」




新品でメーカーから入手できるからこそ高耐久なエンジンに復活させられるのです。
・・・カワサキ殿に感謝でござる!
ロッカーアーム系も新品です。・・・新品がない場合は・・・使えそうな
中古品かそのままで我慢いたすことになるのでござるっ。

旧カムシャフトです。・・・15000km走行ですが、オイル管理と乗り方での
ダメージがござります。(カムそのものの問題の時もござる。)
拙者が見てきた最も短命だったカムシャフト&ロッカーアームは6000km!
・・・焼き付きの完全段付き摩耗で新品に交換でした。
長寿なカムシャフト&ロッカーアームは50000km走行で全く焼き付きなし!
・・・綺麗な状態でした。
高級オイルでの早いオイル交換サイクルはもちろんですが・・・
常用回転数が命でござり、アイドリングや低回転多用は命とりでござります。
・・・回転数が高いほうが良いのです。


これも・・・

これも・・・油膜切れが原因でござる。

新品に交換いたします。・・・逆車カムでござる。

新品のカムシャフト&ロッカーアームが一番!

新品が生産中止となったら・・・大変でしょう。
純正カムシャフトは、決して高くないので長く乗るなら入手しておくべきですな。

今回のカムシャフトも超高精度で大当たり!・・・(前回の国内カムも大当たり。)
2015年製、カワサキに何かが起きたのですなぁ~。
過去最高の出来でござる♪~。「今回のロットはすごい♪~。」
ジャーナルもカムも高精度で、振れも0.01mm以内・・・最高でござる♪。
こりゃ長持ちするかもっ。

で・・・・その昔のカワサキ~旧カムも測定っ。
各ジャーナル径もあやしく、振れ0.13mm・・・限度値を
はるかに超えた残念カムでした。

2015年製の大当たりのカムシャフト組み付けまして・・・完成でござる♪。
来年2月に搭載いたします。
つづく。
現在、燃料系と電装系のフルメンテ中・・・ほとんどの部品が
まんべんなく傷んでおります。
トラブル発生しているものからトラブル予備軍までござる。

製作、リビルド、流用、で対応でござる。

トラブルござればメンテ&修理でござる!旧車は高額となることも多いです。
激しいトラブルですと交換部品調達からで・・・苦労致します。

・・・スターター系全部品を分解点検いたしダメな部品を交換いたしますっ。
(一部部品しか入手できませんので、後は中古か製作か修理かですな。)

原因は、ニュートラルスィッチ不良で・・・分解点検でござる、
(部品は生産中止ですから、なきゃ中古か作るか修理しかないです。)
カバーのガスケットすら生産中止でござり製作でござります。

分解いたして、配線&接点等々リビルドいたします♪~。
ZG1300は現在、燃料系と電装系にハマりまくってますが・・・
他にも不調箇所がござり、見て見ぬふりも限界の域でござる。
いずれ壊れるのが機械ですが、傷んでしまう部品は同時期が多いものです。
部品の寿命もありますが、保管や取り扱いが悪い事も原因となります。
つづく。
今年は、ダイノマシン、旋盤、フライス盤とメンテいたしまして・・・


昭和50年2月生まれの株式会社安弘製作所製YSK-CF350でござる♪。
40年経過いたしても未だ現役の「鉄の職人!」

(カバーの合わせ目からの漏れでした。)

パッキン紙とかOリングではなく、液体ガスケットでのシーリングです。
・・・面の錆と液体ガスケット劣化でのオイル漏れでした。

鋳造品で鉄の塊でござり、超重いが壊れようのないカバーですな。




各ギアの程度良好です♪。・・・「こりゃ拙者より長生きいたしますなぁ~。」
ギアボックス内は、減速ギアと2段変速のミッションがござる。

ギアボックスの液体ガスケットが硬化いたしましたら
「油屋」の新しい潤滑油注入いたし完了です♪~。
99%鉄の塊で強固で丈夫!そしてシンプルな構造!
・・・だから長生きなのですなぁ~。「これぞ昭和の日本製機械でござる!」
カワサキゼファー1100のカスタム車両。
中古車で購入いたしましたが、アイドリング&低回転域不調でござり
・・・キャブレターの点検&セッテイング依頼です。

外観ピカピカキラキラのゼファー1100でござります。
外観から分からない機能部品の状態は?・・・各部品のチョイスや
正しい組み付け&調整は重要です。
もちろん各部品の寿命もござるので定期メンテナンスも必要でござる。
・・・眺めて良し走って良しを目指しましょう♪~。


もちろん、エンジン、点火系、その他補器類もベストでなければなりません。
中古車の場合不明な部分が多いので、結果、セッテイング作業前に全ての部分を
総点検いたすはめとなります。

燃料腐食での生成物がへばりついております。・・・錆ではござりません。

スロー系、各通路、加速ポンプ系各通路にもござります。
完全に詰まってはいませんが、流量に影響してますので・・・
・・・分解し確実に除去いたすのが一番っ。

あれですな・・・
燃料腐食でのトラブル解消の手段で、ラフな方法の
・・・燃料系洗浄剤処理での処理残りですかな?


その他不調な部分の、スロットル系、点火系もメンテナンス遂行でした・・・

うまい位置にくるように、さらに煮詰め・・・

「作業スタートしてからここまでで3日間、ハマると時間のかかる作業なのです。」
不調イコールキャブセッテイングと思いきや・・・
キャブセッテイングだけじゃ終わらない事も多いのですっ。
キャブ以外の関連部分に問題がござると・・・問題排除のメンテも同時作業
いたしてようやくキャブセッテイングに入れるのでござる。


同じくTMRキャブレター装着した車両で、キャブの調子が全然出ないらしく・・・
キャブセッティング依頼でござります。
・・・なにが出るか?この時点では全く分からないっ。
新品キャブとの事でしたが、すんなりセッテイング作業に入れれば良いのですが・・・
まずは分解点検&関連部品も点検でござる。
つづく。
T殿のGPZ900R用スペアエンジンのオーバーホールのつづき。
腰下は完成いたし・・・残すは腰上でござるが、
納期は来春までで、納期が長いのも作業ペースが難しいですなぁ~。
1月末までに完成させますかっ。

放置時間が長すぎて、錆びてしまったバルブ系でしたが・・・
新品バルブ&新品ガイドで対応!ガイド入れ替えいたしシートカットいたし
シリンダーヘッドは、生まれ変わりました♪~。
錆びたシリンダー&ピストンも・・・新品オーバーサイズピストンで
ボーリングいたし生まれ変わりました♪~。
カムシャフト系部品もロングライフめざしダメな部品は新品といたします。
・・・ひとまず、腰上各部の下準備完了でござる。

・・・つづく。