2013年6月25日~2013年11月3日で
エンジンオーバーホールその他をレポートいたしたCBX550Fでござる。
あれから・・・5年も経つのですなぁ~。
N殿のCBX550F改・・・「CBX550R」でござりっ♪

今回は、オイル交換・燃料系メンテ・パワーチェック・前後ブレーキ系
のメンテナンス♪
ダイシンカウルでござり・・・
デュアルヘッドライト(丸目二灯)が懐かしいですなぁ~。
後方に写るはGSX-R750・・・

S殿のスズキGSX-R750・・・只今、車検点検整備中でござる♪

・・・つづく。
DUCATI M900 エンジンオーバーホールのつづきでござる。

ベアリングだらけでござります。



チョいと化粧でござりました♪




・・・各部品を交換いたします。






ケースと同じく化粧いたし・・・


シリンダー系・・・下準備&化粧完了っ♪

リアバンク組み立て・・・


RH側のクラッチ系とLH側の発電機&スターター系組み立てで完成でござります。
・・・つづく
去年12月上旬にクランクプーリー外し
コンプレッサー駆動用Vリブドプーリー製作開始で
プーリー完成は今年1月上旬でした。
その後アルマイト処理いたし・・・気が付けば3月末となり・・・
プーリー外したまま・・・ガレージ放置4か月

これ以上の放置は劣化や腐食の原因発生となりますので・・・
「早急に作業再開いたしエンジン始動いたし走行せよ!」


センターボルト装着・・・


(拙者号は強化ボルト使用。締め付けトルクは150~160Nでござります。)

(装着のM5キャップボルトはネジロック剤塗布で締め付けトルクは7Nですっ。)

(4か月放置でキャブレター内のガソリンがチョい劣化気味・・・
いつもより始動性悪しでした。)
ガソリンが空気に触れにくいインジェクション車より・・・
キャブレターは構造上、空気に触れやすいのでガソリン劣化が早く・・・
中期放置で始動性悪し、
長期放置ですと劣化&腐食いたしてキャブレターメンテ・・・
超長期放置ですと燃料系全てが劣化&腐食進行いたしフルメンテとなります。
短期でのガス抜きは有効ですが、長期では各ゴムの硬化の原因となりますっ。
・・・やはり放置せずコンスタントに乗り新たなガソリンを給油いたすのが一番♪
しかたなくであれば・・・
ガソリン腐食防止添加剤「フュエルスタビライザー」なるものもござりますが・・・
ガソリン劣化腐食に作用で・・・それ以外のものには作用しませんので・・・
それ以外の部品の劣化腐食は進行いたしますのであしからず。
やはり放置せずコンスタントに乗るのが一番ですな♪

エアコン完成までは・・・しばらく空回りですなっ。
・・・次回作業は盆でござる。
モンスター900エンジンオーバーホールのつづきでござる。

必要な部品を選択&注文いたし・・・各部品入荷でござる♪

右旧。
左新。
2個の単列アンギュラー玉軸受を・・・
クランクシャフト左右に向かい合わせて装着し使用しておりますっ。
このベアリングはベストな予圧量(ボールとレースをあらかじめ押し付けておく)
で装着し剛性確保&軸振れ防止いたし精度向上いたします♪
予圧量が少なかったり無い状況ですと隙間が出来きて・・・
ガタつき発生いたしますので・・・軸振れいたし精度&剛性低下だけでなく、
ガタつき発生で滑りでの油膜切れ摩耗や微振動カジリも発生いたし
ガタがガタを呼ぶ・・・こうなると機械物としてはボロボロでござる。
予圧量が多すぎますとフリクション増大&短命でござり・・・
ベストな予圧量が必要ござります。
オートバイのステアリングステムベアリング(往復運動)も
同じ原理でござりベストな予圧量が必要でござります。

高精度なうちは最高ですが・・・
距離が進んで各部ヤレますと・・・最低なものに豹変でござります。

軸ブレでクランク先端の軸とメタルブッシュ摩耗。
・・・通常より摩耗量がちょいと多いですな。
「クランクベアリング系メンテがチョい遅かったですなぁ~。」

なんだかんだのところもござりますが・・・
厳しい目でクランクケース&クランクを新品交換いたしますと・・・
驚きの超高額♪・・・まぁ、そこまでは・・・での優しい目での再使用っ。
今後の走行は「いたわり上手な走行」遂行ですなっ♪


左新。
右旧。


インプット側ミツションメンテから・・・

シャフト&各ギアに大きな問題は無し・・・
各ベアリング交換でござる。

旧ニードルベアリングは2分割式・・・ニードルの保持器は鉄製。
分割式ですからシャフトのベアリング溝に置くだけです♪
通常の一体型(輪っか)ですとシャフトに通さなければなりませんが・・・
スプラインがベアリング装着溝より大きいため
通せないので2分割式といたして装着でござる♪

樹脂製の保持器ですから・・・
輪っかを広げての簡単装着♪



程度良し♪

Fスプロケは抜け止めプレートで装着いたすタイプで
もともとガタがござりますのでスプライン部の摩耗が早いのです。
今回はガタをなるべく排除いたすための対策プレート装着でしたので
距離のわりに摩耗量が少なく程度良好~でした♪

・・・つづく。
16インチ忍者の車検点検整備でござりました♪

ここ近年、各整備いたしております。
今回は、2年に一度の車検点検整備でござりました。

前回作業でメンテ済みでござりますが各部分解点検いたしますっ。

各部清掃&グリス交換&給油でござりっ♪

同時に各部清掃&グリス交換給油いたし・・・



同じく前回作業でメンテ済みでござりまして程度良好・・・
キャリパー揉み出し&フルード交換&各部清掃&グリス交換でござりました♪
しかしながら・・・
リアディスク(当時物)の摩耗は進行いたしており・・・
交換サイクルなのですが・・・純正部品は販売終了でござりっ!
(フロントディスクはサンスター製に交換してありますがリアディスクの設定は無し)
・・・今回の車検で交換いたしたい・・・

装着完了でござりました。(このSPリアディスクの欲しい方は森山まで~♪)
・・・テスト走行の結果、抜群の制動力でござる~♪
やはり、限度値近くとなったらブレーキディスクは新品といたすべきですな。

アンダーカウルもペイント中でござり・・・「赤い900」デカールも製作♪
なにはともあれ定期点検でござります。
問題が無ければそれは良し!問題を早期発見いたし対処いたせば更に良し!
エンジンオーバーホール、FCRキャブレターOH、燃料系メンテ、
車検点検整備、前後タイヤ交換、前後スプロケ&ドライブチェーン交換、
その他作業のM900でござりました。
・・・1月上旬に完成でござり納車も完了でござりました♪
「レポートがずいぶんと遅れてしまいましたなぁ~。」
2018年1月16日アップの
DUCATI M900 エンジンオーバーホールのつづきでござります。

左はドカティーM900のクランクシャフト・・・L型2気筒(Lツイン)
右はホンダVツインマグナのクランクシャフト・・・V型2気筒(Vツイン)
シリンダーの配置位置が文字のL字に似ているからL型と呼び
V字に似ているからV型と呼ぶ・・・呼び名でござりまして、
どちらもシリンダー挟み角は90度の2気筒でござり同じでござる。

クランクは同じレイアウトでござりますな。
大きく違うのは・・・
どちらもクランクピン部(コンロッドベアリング)はメタル(すべり軸受け)でござるが、
クランクジャーナル部はM900がボールベアリング(アンギュラ玉軸受)で
ござり高精度ではござるが短命・・・
Vツインマグナはメタル(すべり軸受け)でござり長寿でござりますっ。
また、M900のカムシャフトはコグドベルト駆動(短命)でござり
エンジン幅短縮&レイアウトの関係でジェネレータ側にドライブギアを設け
その上方にドリブンギアを設けております。この位置で1:2の減速としておりますので
ベルトプーリ径は1:1となっておりますっ。
Vツインマグナはカムチエーン駆動(長寿)でござりますので・・・フロントバンク用と
リアバンク用のカムチェーン駆動用スプロケットが2個並んでおります。


左右に分割でござります。


クランクアッパーケースとシリンダーが一体型でござりますので・・・
シリンダー上方からの装着でござります。
VT250FCから・・・VT250FE・・・等々進化いたし・・・
VT250スパーダあたりで完全熟成したエンジンとなり・・・
エンジンオイル&フィルター交換サイクル厳守と各メンテが適正であれば
高耐久なエンジンでござりましたなっ♪
・・・つづく。
走行距離が進めば進むほど・・・
年数が経てば経つほど・・・
分解点検整備が必要でござります。
死んでしまう前に「各部分解点検」いたし不良個所がござれば「整備」いたして
・・・「安全&快調確保」でござる♪

Assy交換いたす作業でござりました。
で、各部点検いたしておりますとFホイールの回転異常がござり・・・

旧車の場合は、内部部品が程度良好とは限りませんなぁ。
ブレーキダスト付着も無く・・・ピカピカで
美しいFホイール&Fブレーキディスクですが・・・

「ゴリゴリ」でまともに回転いたしません。

「うわぁ~~~」



腐ったグリスと錆だけでなく・・・水が入っております!

高速道路でのホイールベアリングブローは超危険でござり命を失うことにもなります!
どんな部品にも寿命はござります。
やはり2年に一度の車検で確実な分解点検整備を遂行いたすべきでござります!
旧車は、外観にだまされてはいけませんなっ。
GSX1100S・・・車検点検整備でござり♪
・・・最終回。

リア足廻り&リアブレーキ系&駆動系でござる。

点検整備いたし・・・同時にお掃除いたします。




必要個所には新たなグリスを塗布し・・・

・・・前回フルメンテいたしておりますので程度良好ですな♪


点検&整備&化粧いたしましてロングライフ目指しますっ♪



2年に一度の車検点検整備で確実な点検整備を遂行いたして
安全&快調キープでござります♪
GSX1100S・・・I殿号。
車検点検&整備でござり

昨年は、シリンダーベースガスケットからのオイル漏れで腰上分解整備
&オイルクーラーからのオイル漏れもござりコア&ホースライン交換でした。
過去の整備では、燃料系・前後足廻り&駆動系・その他のメンテ遂行でござり。
「何もせずでは、まともに走れなくなるので順に直してきましたなぁ~♪」
・・・その結果♪今も元気に走れるのでござります~♪

アクスルシャフト・Sメーターギア・その他部品でござります。

前回車検時に塗布したグリスでござり・・・
防錆のグリスでござる。

錆び無し&綺麗なものでござります♪


錆びないように塗布したグリスを除去いたしますと・・・

・・・作動点検は合格です♪



マスターシリンダー&ホースラインは交換でキャリパーはオーバーホールで
ディスク&パットは交換でござる。

(使用限度4.50mmのところ4.17mmです。)

キャリパーは、オーバーホールでござる。

(次回は新品キャリパーAssyへ交換いたしましょう。)


ヤレた塗装が剥がれまくりでしたので・・・

各部品交換いたしオーバーホール完了でござりました♪


旧車の純正新品部品がメーカーから入手できる事は実に素晴らし♪
長期にわたり補修部品を供給してくれるメーカーこそが
本物のメーカーでござります!
・・・つづく。