森山です。
前回はリアリーフスプリング組立&装着でござりました。
今回は、リアショック(コイルオーバー)取り付けでござり
5月の連休初日の作業でござりました。




B110サニーのサスペンション変更でござる。その4_a0163159_22000003.jpg
うまく装着できてうまく作動いたすか・・・あれこれ
考えながら作業いたしております~♪


リーフスプリングとコイルスプリングで荷重を受ける事となりますが、リーフスプリングには懸架という大きな役目がござり必要不可欠な強度を下回る事はできませんので
強度は保ちつつリーフスプリングをなるべくソフトにいたし・・・
不足レートをコイルスプリングにて補いますてな感じでござる。














B110サニーのサスペンション変更でござる。その4_a0163159_23105879.jpg
トランクルームでござり・・・
正面にある大きな容器は、ガソリンタンクでござります。
B110サニーセダンは後部座席裏手の高い位置(高重心)にタンクがござる。
サニークーペは平らなタンクで低い位置にござり、
サニーバン&サニートラックは荷室&荷台スペース確保の為フロアー下にござります。


ガソリンタンクの横にあるのが・・・ショック取り付けのタワーでござる♪
ショック取り付け位置がセダンだけタイヤの真横に垂直に装着されております。
クーペ、バン、トラックはフロアー下に斜めに装着されております。
・・・やはりセダンは居住性重視の作り込みなのですなぁ~。















B110サニーのサスペンション変更でござる。その4_a0163159_23111064.jpg
リアショック装着タワーでござります。
フロントストラットタワーと同じ作り込みでござり♪
B110サニーシリーズでセダンだけショックアブソーバの取り付け方法が全く異なっており・・・今回のコイルオーバー装着に関してセダンのショック装着タワーは最高の位置&高強度の作り込みなのです♪

コイルオーバー化でショックの荷重だけでなくスプリングの荷重
もプラスされますので過酷な荷重となり取り付け部分強度は大丈夫なのか?
・・・セダンのホーシングには他モデルのような左右装着の大きな
クッションラバー(バウンドバンパー)がないのです。
・・・では、どこにあるのか?
デフ(ホーシングセンター)の上方車体側に1個ありまして、
左右方向のラバーは何と!ショック上方にござるのです。フルボトム時の全荷重を受けるクッションラバーが付いております。その力を受けても問題ない作り込みのショックタワー強度なのでコイルオーバー化でのスプリングレートなど楽勝でござる~。













B110サニーのサスペンション変更でござる。その4_a0163159_23025009.jpg
装着強度はOKなのですが・・・
なにしろ狭い・・・ショック外径で設計されておりますから・・・
図のように幅が超狭いのです。
このままでは、コイルスプリングなど装着できませんので・・・














B110サニーのサスペンション変更でござる。その4_a0163159_23052713.jpg
板金加工でござる♪












B110サニーのサスペンション変更でござる。その4_a0163159_23045009.jpg
カットいたし・・・















B110サニーのサスペンション変更でござる。その4_a0163159_23112063.jpg
中を覗き込みますと・・・超狭い。














B110サニーのサスペンション変更でござる。その4_a0163159_20471544.jpg
位置を定めて・・・
















B110サニーのサスペンション変更でござる。その4_a0163159_20490161.jpg
スプリングが装着できるよう・・・
作動状況では大きく動きますので。その分のクリアランスも確保でござります。














B110サニーのサスペンション変更でござる。その4_a0163159_20483794.jpg
ハンマーで凹ませていきます~~~。

つづく。




# by moriyamaeg | 2024-05-29 00:20 | 足廻り編 | Comments(0)

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